離職率が高い組織に「ない」もの
おはようございます!湯浅です。
緊急事態宣言が出されて2周目ですが
群馬県でも徐々に交通量が減っている
印象です。
さらに私の娘の通っている保育園でも
登園自粛要望が出されるようになってきました。
やはり伊勢崎市の介護施設で起きた
クラスター感染から一気に危機感が
高まった印象を受けます。
特に介護施設のありかたについては
今最も政府に議論してほしいと思います。
医療崩壊が目の前に迫っているなかで
介護崩壊も目の前に迫っています。
報道では介護崩壊はあまり話題には
なっていませんが、現場は戦々恐々です。
特に高齢者は感染リスクだけでなく
死亡リスクまで若い世代に比べれば
高いわけです。
くわえて基礎疾患によるリスク
そして認知症による認知機能の低下
もみられているなかで、介護の質を
保ちながらケアをするのは精神的にも大変です。
さらに
自分が持ち込んでしまわないか?
家族や周りがかかったら自分はどうすればいいのか?
こんな心配を抱えていえる人が多いです。
組織としての基準が必要
安定している組織や強い組織にあって
不安定で離職率が高い組織にないもの
それは
「組織としての基準」です。
恐らく色々な事業所で経営者や管理者の裁量で
判断をしながらの対応となっていると思います。
ですがこんな時だからこそ
個人の裁量で判断するのは危険と
私はお伝えします。
個人の裁量で判断するということは
ある一定の基準があって
初めてその基準の中で考えることができます。
この基準がない
または理解していない中で判断することは
毎回判断結果が変わってしまったり
間違った判断をしてしまうことに
繋がりかねません。
だから
組織としてのしっかりとした基準を設けましょう。
現場は常に不安がベースにあります。
そして感情的になりやすいです。
例えばですが
・研修会は中止にするべきだ
・会議や委員会は中止にした方がいい
・行事やレクリエーションはやるべきじゃない
どれも間違えではないのですが
やはり議論すべきことはたくさんあります。
例えば単に中止するのではなく代替え案などを
検討しておくことも大切になります。
3密を予防でき工夫をしながらなら何が開催できるのか?
ここまで考えるよう思考しておかないと
職員同士の休憩室や食堂で同じ状態が
起きているのにそれは無視で良いのか?
多くの人が触れるパソコンのキーボードや
マウスの消毒はしなくていいのか?
介護は濃厚接触となりやすい環境のため
どのタイミングと頻度の換気が望ましいのか?
このように他の問題点に気づくことができません。
そのためにも
組織としてのしっかりとした基準が必要になるのです。
コロナウィルスに関して言えば
基本的には政府や厚生労働省の通達によるところが
大きいですが、他の面においても
検討していくことが必要になります。
安定している組織や強い組織にあって
不安定で離職率が高い組織には必ずこの
「基準が設けられていない」現状があります。
ぜひこのピンチを組織改革のチャンスととらえて
基準作りをしてください!
本日はここまで
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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