コロナウィルス対策の正解とは?

おはようございます。

いよいよコロナの対策が
色々な手が打たれ始めてきましたね。

遅いのか早いのかはともかく
これ以上広がらないようにするには
どうしたらよいのか。

なるべく早く収束するには
どんな対策が必要なのか。

このような視点で政府には
議論してもらいたいですね。

 

何が正解なのか

国会では今回の政府の対応が
不適切だったのかどうかを
問いただすような質問が
多くされています。

確かに今後同じような事が
起こった場合
協議しておくことは重要です。

ですが

「正解」「不正解」を決める
質問に聞こえてならないのが
残念なところです。

何が正しいかだけでなく

「成解」を考えることの方が
よっぽど建設的だと思います。

 

成解とは

正しい唯一の答えは存在していない。
正解幻想に捉われずに
回答はみんなで作り上げていくこと。

「正解」と対置した「成解」概念。

ローカルな文脈という空間限定・依存的で
かつその時に求められるという
時間限定的な制約を持つ。

だが、その中で

「当面成立可能で受容可能」で、
その現場を変えうる力を持つ
「解」としての「成解」。

ちょっと難しくなってしまいましたが

リアルタイムで起こっていることに対して
決められた回答を用意するのではなく

その限定的な場面において
どんな「解」をどれだけ
引き出しとして考えて用意できるか
ここが重要だと思います。

認知症ケアも同じ

実は認知症ケアも同じで
「正解」なんてありません。

専門職の研修で
みんな答えを知りたがっていますが
私ははじめに「正解はありません」と
お伝えしています。

それよりも

目の前にいる人に今起こっていることを
理解してそれに合わせられるだけの
引き出しをたくさん用意してあげてください。

そしてケアの現場においては

その引き出しをどれだけ
出し入れしたり、掛け合わせたり
足したり、引いたりするなど
調整しながらケアの提供が
できることが求められます。

5つのポイント

ケアの引き出しを増やすための
5つのポイントをお伝えしますね。

1.性格

2.生活歴

3.健康状態

4.社会的環境

5.基礎疾患(脳の障害など)

この5つのポイントを見て
勘の良い方はお分かりになったかも
しれませんね。

この5つのポイントは

パーソンセンタードケアの
5つの要素になっています。

まずは利用者の方の様子を
5つの要素で「観察」して
情報を収集、整理して

ケアに活用してみてください。

漫然と日々のケアを行うより
この5つの要素を意識して
観察しながらケアを行うことで

今まで見えてこなかった情報が
たくさん入ってくるようになります。

1ランク上を目指す

5つのポイントの視点で
観察してケアを考えられるようになったら
さらに1ランク上を目指してみてください。

そのポイントは

過去と現在の情報を合わせる。

今私たちがケアマネジャーや家族から
もらっている情報は過去の情報です。

さらに言えば主観的視点に基づく評価なので
ケアの現場で見たり聞いたりしていることと
ズレが生じていることも多くあります。

例えば

性格と一言でいっても

それは誰が決めたことなのでしょうか?

性格とは言葉上の定義だけであって
「こんな感じの人はこんな性格」と
解釈に基づいて決められています。

だから

「昔はこんな性格じゃなかった。
認知症になって変わった。」

といわれるご家族も多いですが
そもそも私たちも関係性によって
見せる顔が違いませんか?

私なんて仕事じゃ真面目に見せていますが
家では子供とめちゃめちゃふざけています。

この時点で会社の人からすれば
「真面目な性格」と思われます。

でも子供からは
「明るい性格」と思われます。

このように必ずしも過去の情報だけが
正しいわけではないということが
重要です。

もちろん脳の器質的な変化に伴い
性格傾向や好みも変わるかもしれません。

だからこそ過去だけでなく現在の

「その人」をしっかり見ることが
介護の現場においては
とても重要になってきます!

ぜひ家族ではできない

専門性の高いケアを実践して
ケアを必要としている人を支えてください。

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2 件のコメント

  • 分かりやすく、うなづきなら読ませて頂きました。国会の状況を時々耳にしますが、犯人探しみたいな内容になってしまっていたり、これ?けんか?みたいな質疑が飛び交っていますよね。まさに時間が勿体ないと感じてしまいます。
    正解と成解の話し、とても閃きますね。日々のケアに合致しますし、そうでなくてはいけないのかなと。私たちは柔軟な感性が必要とされているのだなと、改めて感じました。人と人との関わりの中での私たちの専門性を発揮するには、枠にとらわれることなく、最大限のリスクを考え、最善策を見出だす。これこそが、仕事の醍醐味みたいな、やりがいなのではないかと感じました

  • 分かりやすく、うなづきながら読ませて頂きました。国会の状況を時々耳にしますが、犯人探しみたいな内容になってしまっていたり、これ?けんか?みたいな質疑が飛び交っていますよね。まさに時間が勿体ないと感じてしまいます。
    正解と成解の話し、とても閃きますね。日々のケアに合致しますし、そうでなくてはいけないのかなと。私たちは柔軟な感性が必要とされているのだなと、改めて感じました。人と人との関わりの中での私たちの専門性を発揮するには、枠にとらわれることなく、最大限のリスクを考え、最善策を見出だす。これこそが、仕事の醍醐味みたいな、やりがいなのではないかと感じました

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