指導の基本の考え方とは

メンタルコーチの湯浅です。

 
今日は教育の方法についてお伝えします。
 
山本五十六さんはご存知でしょうか?
 
興味がある方は調べてみてください。
 
 

山本五十六の名言といえば、
 
やって見せて、
言って聞かせて
 
やらせて見て、

ほめてやらねば、
 
人は動かず。 
 
 

話し合い、

耳を傾け、

承認し、

任せてやらねば、

人は育たず。

やっている、

姿を感謝で見守って、

信頼せねば、

人は実らず。

 

これを見てあなたは何を感じるでしょうか?

現代では、

スーパービジョン

ティーチング

コーチング

プリセプター制度

OJT

なる手法など

教育制度の充実が必要と言われています。

それでも上手くいかず

色々な教育方法が試されています。

ですが人を人が育てるので

育てる側がしっかり理解して

いなければ使えるわけないですね。

 

山本五十六さんは

戦争真っ只中でも

若者の未来のために、

そして教育のために

今必要とされている事に

既に気づき、説いていました。

 

上記で説明した教育手法の考えには

山本五十六さんの考えが

散りばめられています。

 

他にもこんな言葉を残されています。

 

実年者は、

今どきの若い者などということを絶対に言うな。

なぜなら、

われわれ実年者が若かった時に

同じことを言われたはずだ。

 

今どきの若者は全くしょうがない、

年長者に対して礼儀を知らぬ、

道で会っても挨拶もしない、

いったい日本はどうなるのだ、

などと言われたものだ。

 

その若者が、こうして年を取ったまでだ。

だから、実年者は若者が何をしたか、

などと言うな。

 

何ができるか、

とその可能性を発見してやってくれ。

 

耳が痛いですね。

 

「今の若い者は」

「平成世代は」

「新人類」

 

私の周りでもこの言葉が聞こえてきます。

 

育った時代が違ったり、

教育環境が違うので、

今までとは異なる考えを持って

当然だとは思いませんか?

我々側の考えに

相手側を押し付けさせようとしていませんか?

 

相手からすれば

全く未知の人たちとの交流なのです。

恐らく相手も同じように

感じている事だと思います。

私は会社の部下から

同じような言葉を聞いた時に

必ず聞き返す言葉があります。

 

普通って何?  

常識的にって何?     

 

大抵言葉に詰まりますよね。

 

私は言葉の定義上の説明を求めるのではなく、

相手の価値観を認めた上で、

自分の考えを伝えなさいと指導します。

 

正論をふりかざす前に

自分のやるべきことは何か?

 

年長者や立場の上の者が

考えなければ部下は育ちません。

できてないところだけでなく

成長を認めましょう。

これは人間が持つ承認欲求なので、

いつの時代も普遍的にあります。

年長者である私たちが変わらなければ

若い者も変われません。

山本五十六の考えに追いついても

まだ実践思考は追いついていない。

我々の課題ですね。

 

本日はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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