おはようございます。湯浅です。
今年の梅雨は雨が多く、全国的にも水害が多いように感じます。
新型コロナウイルスだけでなく、水害、そしてこれからの時期は台風による被害も懸念されます。
まずはしっかり身の安全を確保してください。
本日のテーマはコーチングについてお伝えしていきます。
コーチングとは
コーチングという言葉をご存知でしょうか?
コーチングとは馬が馬車を目的地まで運ぶといったことが語源となっており、今ではビジネス、スポーツ、教育の世界で幅広くその重要性が知られています。
コーチングには質問、承認、傾聴といったスキルを用いて対話を図り、相手の気づきを促し、行動を促進させるといった効果があります。
しかし私が1番効果を感じているのはコーチングを学び、活用して行くことで、他者とのコミュニケーションが円滑になることを始め、自分自身の他者に対する姿勢や関わり方を意識した行動が出来ることです。
ただし気をつけることがあります。
コーチングを学ぶと質問、承認、傾聴といったスキルの説明が主になります。すると私達はそれをすること自体がコーチングと思い込んでしまいます。
それ自体が間違えでコーチングとは信頼関係を作ることが大前提にあります。
私自身がまさにその失敗をしており、コーチングが全く機能しなかったことを今でも覚えておりますし、反省しております。
もしあなたがコーチングを実践する時には私と同じ失敗をしないよう、部下との関係性を重視しながら、スキルを磨く活動をしていくと良いですね。
コーチングの活用場面
コーチングはどのような場面で活用できるのかイメージがつかないかもしれませんが、言葉を変えさせていただくと、どんな場面でも活用できると言えます。
例えば、日常の会話、部下との面談、会議の場面、利用者との会話、相談援助業務の際、このようなところで活用できます。
つまり、対人関係全般に活用することができます。
私は一時、コーチングとは相手の目標管理や目標を達成させるサポートをするためのものだと視野が狭くなっている時期がありました。
ですが、ある時、部下から「湯浅さんと話していると、なんでも話せちゃいます。話そうと思っていなかったことでも、自然に口に出してしまうんです。」と言葉を掛けられた時に、「あ、コーチングは目標達成のサポートだけでなく、こんな日々の場面でも活用できるものなんだ」と実感できたんです。
マネジメントの悩みを解決するには
もしあなたが、マネジメントに悩みや課題を感じているのなら、それはコミュニケーションの方法に問題を抱えています。もちろん、ご自身のコミュニケーションスキルだけの問題でないことも多いですが、他責のままでは何も変わりません。
今までの無意識的に行っていたコミュニケーションから意図的に部下の考えを聞き出し、関係構築力を高め、部下の行動力が高まるコミュニケーションへ変えることで、必ず自身のマネジメントの変化を実感できます。
また副次的な効果もあり、コーチングとはコミュニケーションを深めたものなので、自然と伝え方や教え方も上手くなります。
一朝一夕で身につくものではありませんが、身についたときには最強のスキルとなってくれるでしょう。
私は、福祉業界にもっとコーチングについて理解し、仕事で活用できる人が増えてほしいと願っています。
そのうえで、研修等で伝え続けています。
少しでも、そのような人が増えると、とても嬉しく思います。
本日はここまで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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