こんにちは、湯浅です!
本日のテーマ「人材育成には負荷のかけ方が重要」です。
コロナウイルスの影響もあり、
この数カ月でランニングをしている人が
だいぶ増えましたね。
私は年間通してランニングやサッカーをしていますが、
この半年間はまったく運動ができていませんでした。
1カ月ぐらい前からようやくランニングを再開しましたが、
体力の低下が半端なく3~4キロのランニングで
ひーひーいっています。
時期的に暖かくなるので運動をしている人も多いのですが、
日ごろから運動していない人が運動をはじめる時に
絶対にやってはいけないことがあります。
それはいきなり自分が理想とする
運動の負荷でやってはいけないということです。
理想とする負荷でやってしまうとどうなるのか?
その日は多少苦しくてもやりきれるので
満足感、充実感を味わえます。
ですが反動で次の日には、筋肉痛で体が悲鳴を上げます。
結果として筋肉痛が収まるまで運動を控えたり、
再開してもまた苦しい想いをしたくないから
一気に運動の質が落ちます。
さらに気持ちも後ろ向きになるので
「運動したくない」気持ちが強くなり
結果やめてしまいます。
これがいわゆる3日坊主の正体ですね。
運動ダイエットで失敗する
多くの理由はここにあります。
これじつは人材育成でも一緒だと知っていましたか?
教える側が理想とする情報量を一気に教えたり、
一度に伝えると情報過多、
つまり教わる側の脳に負荷がかかり過ぎてパンクします。
自分が教わる側になれば
その気持ちが分かりますが、
教える側になるとその気持ちが
理解できなくなってしまいます。
なのに
「こないだ教えたのに」
「それは伝えたよ」
と伝わった気になってしまいます。
これは一方的な指導で
相手に合わせた指導ができていません。
すると相手は自信を失ったり、怒られたくない。
などマイナス思考に陥りやすくなります。
そうなると結果的に何度も指導したりする必要があるので
人材育成に費やす時間が増えることになります。
だからこそ大事なことは
「負荷を徐々に上げていく」
ことが重要になります。
相手の経験値や理解力に合わせながら
どの程度の情報を伝えるのか
指導する側が意識して行うことです。
私も20代半ばの時は自分の知っていることを
これ見よがしに伝えていたので
教わる側も大変だったと思います。
ある時自分に対する評価のアンケートで
「湯浅さんの言っていることは難しくてわからない」
「こっちに合わせた伝え方をしてほしい」
と部下から意見をもらいました。
その時に「自分視点」でしか
指導してこなかったことに気づき
自分が教わる側だったらの視点で
相手に合わせた指導を心がけるようになりました。
まずは意識するところから始めてみて下さい。
部下が上手く育たない原因は
指導の仕方に問題があるかもしれません。
悩むより実践!実践するから見えてくることがあります。
本日はここまで
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
コメントを残す