おはようございます。
福祉系特化離職防止&人材育成コンサルタントの湯浅です。
コロナウィルスの罹患者が
いよいよ地方にも発症しましたね。
ただ比較的若い年齢層には罹患しずらく
重症化しないという報道もあるようです。
どんな情報を信じるかで大きく変わりますので
積極的に情報収集をしていきましょう。
ブランド構築とは?
「人」が集まらず倒産。
この状況に陥らないようにするためには
事業所のブランドを構築することが必要不可欠です。
なぜブランド構築が必要不可欠だとおもいますか?
それは「価格競争に巻き込まれずに
少しでも高く、少しでも多く、
自社の商品やサービスをお客さまに買ってもらうことで
企業の利益を増やし、長期的に経営を安定させていくため。」です。
単発的に何らかの外発的要因によって
経営のスタートダッシュが切れたとしても
中長期的に見た時に自社のブランドを構築していなければ
さまざまな課題が生じた時に
乗り越えることができなかったり
何度か乗り越えられたとしても
いつか力尽きてしまうのは
お分かりいただけることだと思います。
現にそう感じているのではないですか?
ブランド構築とは
長期的な経営安定の根幹となるプロセスです。
経営には当たり前ですが
「長期的」な視点が求められます。
これを実現するのがブランド構築になります。
あなたの会社や事業所はブランド構築を行えているでしょうか?
行えていないのであれば今からでも遅くありません。
ブランドを構築していきましょう。
ブランドがもたらすメリット
1.競合他社・サービスとの差別化
2.付加価値の向上
3.法的保護を受けられる
4.自社内の意思統一と社員のモチベーションの向上
5.ビジネスパートナーの協力
6.採用活動の効率化
以上のようにたくさんの恩恵を受けることができるようになります。
ブランドの定義とは
私が学んだブランドマネージャー協会(以下BM協会)が
掲げているブランドの定義は
ある特定の商品やサービスが消費者・顧客によって
識別されているとき、その商品やサービスを「ブランド」と呼んでいます。
つまり、有名、無名、品質の高い、低い、に関わらず
消費者・顧客が特定の商品やサービスとして
識別できることが「ブランド」であるか否かの最低要件になります。
もし、ある消費者・顧客が何らかの理由で
介護サービスを利用したいとニーズを抱いたときに
真っ先にあなたの事業所や会社が思い起こされていれば
その消費者・顧客に対して確実に
「ブランドを確立している」と言えます。
ブランドは消費者・顧客の心象ですので
「好き」と思ってもらうことが重要です。
周りにある「ブランド」を考えてみてください。
自動者といえば?
パソコンといえば?
飲食店といえば?
のどが乾いたら何を飲む?
ここで思い出せたお店やメーカーは
あなたにとってのブランドになっているということです。
おそらく有名に限らず
現在は無名なメーカーや
地元の商店も思い出したのではないでしょうか?
あなたの会社や事業所が消費者・顧客に
このように認知してもらえれば
自然と人が集まってくるようになります。
ブランドの構築は長期的な経営の安定を図ると同時に
集客の悩みも解決してくれることになります。
ブランドの認知のされ方
「ブランド再認」と「ブランド再生」の2通りの方法で説明できます。
「ブランド再認」:ロゴマークや色などのブランド要素に触れた時に、特定のブランドを思い出すこと
「ブランド再生」:消費者・顧客に特定のニーズが発生した際に、特定のブランドを思い起こすこと
「ブランド」づくりに大切なのは
消費者・顧客に知られるだけではなく
特定のニーズと直結して思い起こされるようにすることです。
例えば
運転中に事業所の看板を見て
事業所の名前、ロゴに触れることによって
思い出すことを「ブランド再認」と言います。
一方、リハビリを受けたい
急に出かけないといけないから預かってもらいたい
などのニーズが生じた時に事業所を思い出すことを
ブランド再生と言います。
どちらのプロセスを経るにしても
その前提として消費者・顧客が
ブランドのことを知っていることが必須になります。
当たり前の話ですが、知られていなければ
思い出すことはできません。
「ブランド再認」「ブランド再生」は
どちらの活動が先にあたると思いますか?
原則は「ブランド再認」の活動です。
ではどのような活動をすればよいかというと
消費者・顧客が事業所やサービスとの接点を増やし
接触頻度を高めることですね。
例えば、体験会や見学会、説明会、ホームページやSNS活用等です。
このような活動を通して接点を増やしていきましょう。
ブランド再認が起きた体験
少し事例を出してみますので、お付き合いください。
赤い看板に白い文字のお店と言えば?
何をイメージされましたか?
私はすき家をイメージしました。
同じ人もいれば全く別のお店を
イメージした方もいたのではないでしょうか?
このようにブランド要素に接して
ブランドを思い出すことを
ブランド再認になります。
本日はここまで
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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